麺や 紡(つむぐ)/ 大阪その4(移転)
※2022年現在は茨木市に移転※
今回は以前から気になっていたお店を紹介します。「麺や 紡(つむぐ)」です。
実は、お店まで行ったのは今回で3回目なのですが、1回目はご主人の製麺中の怪我の影響で夜間休業中、2回目は麺の品切れでなかなかありつけなかったのです。で、3回目の今回でようやく待望のらー麺、つけ麺をいただけたました。
場所は東大阪市で、電車だと河内小坂駅が最寄りですが少し歩きます。車だと、お店の駐車場がないので、付近のコインパーキングを。お店の南側の府道702号線沿いに数ヶ所あるので、そちらを利用します。
※お店の前の道は付近の方の生活道路なので、路上駐車はやめましょう。
今回は、土曜日の夜7時頃の訪問。コインパーキングから歩いて数分、到着です。お店の前には、3~4組の方が並んでいました。
待ち組数の割には少々待ちました。後から解りましたが、お店は恐らくご夫婦の2人だけで全てを切り盛りされていたので、多少お客さんの回転が遅いのはやむを得ないと思いました。
中に入ると、非常に清楚感のある店内!女性にも好印象の清潔感があると思います。カウンターも広めに作られており、ゆったりと食べられそうです。席数はカウンター席が6席、奥にテーブル席が2卓。ちなみに奥さんによると、トイレも綺麗だったそうです。
麺類のメニューはらー麺とつけ麺。それぞれ、熟成と淡成の2種類がありました。
熟成は「鶏ガラを強火で炊きこんだ鶏白湯」、淡成は「鶏ガラを弱火でじっくり炊きこんだ鶏清湯」に、魚介系のダシ、醤油を加えたスープとのことです。悩んだ挙句、私は熟成つけ麺、Jr.は熟成らー麺、奥さんは淡成つけ麺をチョイス!
今回はカウンター席だったので、目の前で作られているのを見ることが出来たのですが、1つ1つのオーダーに対して丁寧な仕事をされているのが解りました。また、接客姿勢にも丁寧さが感じられます。
待つことしばし、来ました~!
まず目を惹いたのが、麺!つけ麺の麺は、「小麦胚芽使用の香ばしい風味の麺帯と全卵使用の弾力のある食感の麺帯を紡ぎあわせたオリジナル麺」とのことで、見た目にも2重になっているのが解ります。
小麦の胚芽と思われる粒も見えます。麺だけ食べてみましたが、もちもち感の食感が良いです!
次にスープ。鶏のコクを感じられるスープで、それに魚介の風味がうまく合わさって感動の美味しさ!とんこつベースと違って鶏ベースなので、濃厚なコクはありながらも決して重すぎず、それに魚介の風味がいい塩梅で感じられる逸品でした。二重層の麺との相性も良く、つるっと口に入っていきます。
また、柚子皮が添えられていて、加えると風味の変化も楽しめます。チャーシューも柔らかい。つけ汁の量もたっぷり、あつあつで最後まで冷めずにいただくことができました。
奥さんの淡成つけ麺も少しつけ汁をもらいましたが、やはりあっさり感は強く、ダシの濃さが強めに感じられる味でした。鶏のコッテリ感が苦手な方には、淡成がおすすめかもしれません。
Jr.用として注文しましたが、少しおすそ分けを貰いました。麺は、つけ麺よりは細いですが、ラーメン用としては中太でしょうか。「焙煎大麦使用」とのことで、食感もつけ麺用とは少し違いましたが、スープもよく絡みコシもあって美味しかったです。
スープは、鶏の甘みを感じることのできる味わいで、魚介の風味もあり、全体的にはとんこつより味にまろやかさ・優しさが感じられました。これで、550円とは驚きのコストパフォーマンスです!
いやぁ。今回は大満足です。料理の味に加え、ものづくりに対する心のこもり方、お店の雰囲気が素晴らしいと感じました。
1つ1つを丁寧に仕事されて、かつお二人で切り盛りされているので、どうしてもお客さんの回転率は上がらなさそうですが、このお店を訪問できて良かったです!
できれば、あまり大人数ではなく、ゆったりと味わいたい方にお勧めしたいですね。ということで、個人的評価は「4.5」!再訪は決定ですね。
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5:遠くにあっても絶対いきたい
4:たまに遠出してもいきたいなぁ
3:近くにあったらいくかな
2:お腹が空いてたらいくかも
1:・・・うーん。自分の舌には合わないかも
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※個人的評価です。ご了承ください。
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